アメプラのフリーステイギフトで新江戸ルームに泊まれると聞き
期限切れぎりぎりの特典を使ってニューオータニ新江戸ルームへ
ホテルニューオータニについて
言わずと知れた「元祖御三家」ホテルの一つ。1964年の東京オリンピックに向けて設計と工事を同時並行で行いながら急ピッチで建設を進めた現在のザ・メイン棟。そして2020年の東京オリンピックの訪日外国人向けに改装を進め、ジャパンエクスペリエンスをテーマに今回宿泊した新江戸ルームが誕生しました。一足先にオープンしたエグゼクティブハウス”禅”やこちらと同時期に改装の終わったガーデン棟客室や宴会場と伝統と格式を大切にしつつも現代に合わせ今もなお日本を代表するホテルとなっています。
ホテル名 | ホテルニューオータニ(東京) |
住所 | 東京都千代田区紀尾井町4-1 |
ホテルチェーン | ニューオータニクラブ |
WEBサイト | |
アクセス | 地下鉄「赤坂見附駅」「永田町駅」徒歩3分 |
部屋タイプ | 新江戸スタンダード |
宿泊時期 | 2021年3月 |
新江戸スタンダード部屋紹介
の前に…フリーステイギフトについて
アメックスプラチナのフリーステイギフトは「毎年届くけど使ったことないよ!」と言う方が多いぐらい使いにくい特典として有名です。利用不可期間の設定もかなり厳しく、対象ホテルも1万円前後の施設が多くあえて使うほどでもと言うものでした。私は毎年取引先からグランドプリンスでの屋外バーベキューにお招きいただく際に使っていました。2021年からはマリオット・ヒルトン・ハイアットと外資系のチェーンの対象ホテルがかなり拡充され除外日も減ったのできっと使いやすくなったはずです。このまま無駄にするんだろうなぁと思っていたらSNSでフリーステイギフトが新江戸ルームで使えるとの情報を見かけ、案内を引っ張り出してみると本当に使える!と勢いで予約し滞在してきました。2021年版のギフトでも宿泊可能です。
部屋全体
広さは45平米ありゆったりとした造りになっています。インテリアをはじめベッドカバーやクッションなど随所に江戸模様がちりばめられています。この写真の後ろ側からウェットエリアに入る形で扉を閉めると完全に居室スペースと分けられます。入口のコート掛けとウェットエリアにクローゼットがあるのも嬉しい配慮ですね。
ベッド
ベッド幅は200㎝のキングサイズベッドになります。このベッドカバーの写真を見た瞬間予約する事を決めたぐらい気に入ってしまいました。クッションの柄やサイドのランプも和風で統一されておりコンセプトが徹底されています。スタンダードの眺望は正面玄関側になり、ガーデンビューはもう一つ上のデラックスを予約する必要があります。フリーステイギフトにも追加で費用を払う事でアップグレード可能です。さすがに今では高層階とは言えませんが新宿方面の街をこの広い窓から眺める事ができるのは立地の良さを実感します。
リビングエリア
こちらのウェルカムアメニティは日本酒とおかきのセットです。お酒を飲まない方はノンアルコールにも変更できるようですが、しっかりと2本頂きました。そして左にあるレモンは檜風呂に入れて香りを楽しんで下さいとのこと。ビジネスデスクがないのはマイナスポイントではありますが、横幅は狭いもののしっかりとしたソファにダイニング兼用のデスクとチェアもありPC作業もなんとかできます。
玄関
客室の扉を開けると小さな石庭がお出迎えこの左側にクローゼットもあります。室内用のスリッパも和柄で気分を盛り上げてくれます。
ウェットエリア
檜風呂
なんと言ってもこの部屋の売りはこの「檜風呂」ですね。お湯を張ると部屋全体を檜の香りが満たしてくれます。そしてご用意いただいたレモンを浮かべ、バング&オルフセンのブルートゥーススピーカーから好きな音楽をかけてゆっくりとバスタイムを満喫。
洗面スペース
アメニティも「和」をテーマに統一感があります。一つ一つの包装やオータニ手ぬぐいにここまでこだわっているのかと感心。バスアメニティは「マリ・テ」と言うオムニサンス系列の優しい香りのものでした。
食事
久兵衛
せっかく日本酒もあることですし、夕食はインルームで九兵衛のお寿司を頂きましょう。ニューオータニで檜風呂に入ってリラックスし九兵衛のお寿司を頂く、贅沢な時間でした。
SATSUKI
デザートは日中に買っておいたサツキのロールケーキを。最近はエクストラスーパーなんとかケーキで有名ですが、シンプルなケーキも美味しいですよ。
庭園
こちらに来たらお庭の散策も欠かさずに。ガーデンラウンジはさすがに満席近い状況でしたが、宿泊客も少なく肌寒い中咲き始めの桜を楽しみました。
ホテルニューオータニ新江戸スタンダード宿泊記まとめ
緊急事態宣言中は外泊しないと決めていたものの都内だから…と言い訳をしつつ泊まりに行ってしまいました。開業55年を経過し今も日々進化を続けていくホテルニューオータニ、館内のメンテナンスもしっかりとされており「古い」のではなく「歴史」を感じさせるホテルでした。2度のオリンピックを越え今後も日本の「御三家」として東京の今を発信してくれると思います。